真実に向かってひた走る日記

映画が大好き。考察するのも大好き。いろんな映画の真相、裏を探ったり、意見を述べたりしていきます。

SPEC〜結〜爻ノ篇をおもしろいと錯覚する理由解説。(SPEC〜結〜ネタバレあり)

 

 

 

長い間続いたSPECシリーズも、

SPEC〜結〜漸ノ篇、爻ノ篇を持って終わったわけですが、

ここで一回冷静になってみましょう。

 

 

 

SPEC〜結〜、おもしろかったですか?

 

 

 

 

漸ノ篇は、問答無用でおもしろくなかったです。

ただのつなぎでしたから。

 

 

 

爻ノ篇は、おもしろかった、という人が多いと思います。

僕も見終わった時はそう思いました。

 

 

 

でも、それは今までの積み重ねでSPECが好きだからで、

純粋にひとつの作品とみると、これはやっぱり駄作です・・・。

 

 

 

 

 

 

そこで思い出してほしいのが、SPECドラマシリーズを

見ていた時の感情です。

 

 

 

特にドラマ終盤、ニノマエやら地居やらとの攻防の時は、

やっぱり一番SPECを楽しめていた時期だと思います。

 

 

 

 

今回の映画を見て、あの時と同じような感情を

抱くことができましたか?

 

 

 

僕は、NOです。

そして、僕の心のどこかに残る、

もやもやしたかんじの正体を考えてみました。

 

 

 

 

 

 

当麻のスペックが明かされた

以降のSPECにおいては、敵を倒す手段が

どんどん当麻のスペック頼みになり、

どんどんエスカレートしてバトルマンガ化。

 

 

 

僕のSPECに対する評価はどんどん下がりました。

 

 

 

それでも、SPECが好きだから、最後の結末まで見届けたいから、

今まで特別ドラマ、映画と全部見てきたんですね・・・。

 

 

 

 

それこそが、SPECの呪縛

 

 

 

 

 

 

でも今、爻ノ篇を見終わって、ある程度時間が経ち、

冷静に考えてみると、やっぱりこの映画は酷いです。

 

 

 

 

漸の篇が顕著ですが、商業の匂いがプンプンして、臭いんです。

 

 

 

 

 

 

視聴者は、SPECが好き。

だから、バトルマンガ化しようが、厨二化しようが、

特別ドラマが流れれば見るし、映画が公開すれば見に行きます。

 

 

 

 

 

結果、チームSPEC側からすれば毎回の大ヒット。

自分たちの作品は作れば人気が出るし、

全部成功してると思い込む。

そして、どんどん作品を増やしていく。

作れば作るだけ儲かりますから・・・。

 

 

 

 

 

けど、私たち視聴者の深層心理は、もういいってかんじ。

漸ノ篇なんか、本当にただの消化試合。

映画代がもったいないですね。

 

 

 

 

 

あと1つだけだからと思い、爻ノ篇も見ましたが、漸ノ篇を

見終わった時点では、爻ノ篇を見るか悩んだくらいでした。

 

 

 

 

 

楽しみというより、気になって、

もやもやするから見たというかんじ。

これで終わる。もう最後。だから見たんです。

 

 

 

 

 

 

 

漸ノ篇は、完全につなぎの話。

爻ノ篇は、ほぼ、あの塔の上のシーンのみ。

 

 

どちらも、時間引き延ばした感溢れる上に、

上映時間は、短い。

 

 

 

 

つまり、どう考えても、この映画は、

漸ノ篇と爻ノ篇をまとめて『結』という一本にして

上映しなければいけない作品でした。

 

 

 

それを、制作側は、お金儲けのことしか考えていない。

作れば売れるだろうという、思い上がった、慢心。

 

 

 

 

結果視聴者の潜在的な不満はどんどん

膨れ上がっていることも知らずに。

 

 

 

 

 

 

 

今思うと、爻ノ篇を見終わった時のスッキリ感は、

ただ謎が解けたからというだけじゃない。

 

 

 

 

長年にわたるSPEC作品の呪縛から解放された心地よさだ。

 

 

 

 

それを、単なる満足感と錯覚してる。

 

 

 

 

特別ドラマだの、映画だの、

長年に渡って散々引き延ばした結果は、

地球がスペックを与えた?

冥界?

霊体?

時空?

 

 

 

 

 

本当にそれで満足できました?

心の底からスッキリする答えでしたか?

あなたの求めてた答えはこれですか?

このために今までSPEC見てきたんですか?

 

どこかで満足しきれないような、

もやもやした気持ちはありませんでしたか?

 

 

 

 

 

少なくとも、僕は、もう少し

論理的な結末を期待してました。

 

 

 

 

これが、これだけ引き延ばした末の結果

だというなら、明らかに僕にとっては役不足です。

 

 

 

おもしろいとは思ったものの、

心の底からそう思えるものではなかった。

 

 

 

 

 

 

最初からバトルマンガ要素を求め、

本当にこういう設定を楽しんでいた人は

満足なのかも知れませんが、

僕は、なんだか、急に冷静になって、

このようなことを考えてしまいました。

 

 

 

これが僕だけで、皆は本当に満足できたというなら、無視してください。

でも、この記事を見て同じように感じる人もいるかもしれませんね。

 

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全ての謎は明かされた。SPEC〜結〜爻ノ篇徹底解説。(SPEC〜結〜爻ノ篇解説、ネタバレ)

 

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見てきました、SPEC〜結〜爻ノ篇。

 

 

漸の篇と違っておもしろかったです。

 

 

何より、今までの謎が(ほぼ)全て明かされました。

ですので、満足というかスッキリしたってかんじです。

 

 

この明かされた謎について、漸ノ篇を見て予想したことと

絡めて詳しく解説したいと思います。

 

 

 

爻ノ篇で明かされた『謎』の全貌

 

 

 

・プロフェッサーJの正体

 

 

まず、映画冒頭でいきなり

プロフェッサーJの正体が明かされました。

 

 

案の定、湯田でしたね。

 

 

 

プロフェッサーJの正体について考察した記事で、

いろいろ書きましたが、けっこう当たってて

気持ちよかったです。笑

 

 

湯田がプロフェッサーJだという理由は、

この記事を読んでもらえれば、わかりやすいと思います。

 

 

 

この記事に書いてある理由プラス、

湯田がニノマエのクローンの存在を知っていたから、

ということでしたね。

 

 

 

・セカイ(向井理)と潤(大島優子)、そしてガイアの正体

 

 

セカイと潤のホワイト2人組についても、

セカイ(向井理)と白い女(大島優子)の正体、爻ノ篇結末予想について

の記事でいろいろ書きました。

 

 

 

 

これに関しては、補足することが多くあります。

なにせいろいろと明かされましたから。

 

 

 

 

まず、セカイと潤の正体は、創造者。

先人類の末裔であり、神と呼ばれる存在。

 

 

 

ですが、今回新たに明かされたのは、

潤は人間の体を借りて生まれたのに対し、

セカイは実態を持たない霊体である、ということ。

 

 

 

さらに、最重要事項

爻ノ篇の内容によると、今の人類、

つまり私たち人間は、昔、宇宙の彼方から地球にやってきて、

元々住んでいた先人類、つまりスペックホルダーたちを駆逐したのだそう。

 

 

 

その繁殖力をして、先人類の血はどんどん薄まり、

本来先人類が持っていた、ガイアと会話する力は失われたとか。

 

 

 

SPEC〜結〜漸ノ篇で、潤が言っていた、また、

爻ノ篇で湯田が言っていた、『返してもらう』とはつまり、

人間という侵略者によって奪われた、

ガイアを返してもらう、ということ。

 

 

 

ガイアとは、地球のこと。

ガイア理論では、自然、すなわち地球そのものが

意思をもつものとして扱われます。

 

 

その名の通り、ここでは地球は意思を持ち、

先人類にスペックを与え、互いに会話していた存在らしい。

 

 

 

 

 

そこに宇宙のどこかからやってきた新人類が、地球に寄生。

その繁殖力で先人類は事実上ほぼ滅亡。

その後も人間は地球上で唯一、私利私欲のためのみに行動し、

同じ人間同士でも争い、差別しあい、さらには

ガイアの一部である資源を、さも自分たちの物のように

使い尽くし、奪い合う。

 

 

 

 

 

 

その状況に怒ったセカイ、潤、並びに先人類の霊体が、

ガイアを取り戻し、地球の「リセット」をするため、

現れた、ということ。

 

 

 

 

リセットの方法は、まず、世界中の核弾頭ミサイルを発射。

世界が滅びたところで、核により汚染された地球が

浄化されるまで、約4億年待ちます。

そして4億年後には、ガイアは元通り、地球は先人類の手に!!

 

 

というようなものだと明かされてました。

 

 

 

 

 

 

ローマ教皇庁により封印されているファティマ第三の預言とは、

つまり、核の一斉発射による世界の滅亡、ということです。

 

ファティマ第三の預言については、

実在するファティマ第三の預言について詳しく調べてみた

の記事を参照してくださいね。

 

 

 

 

とにかくこれでセカイの素性、目的が明かされました。

 

 

 

・卑弥呼の正体

 

 

セカイの目的は明らかになりました。

地球、つまりガイアを人間から取り戻すこと。

 

 

しかし、ガイアの意思は少々違うようです。

 

 

 

 

セカイの正体についての記事で書いた通り、セカイは、

 

 

『ガイアが、我々とは関係無くスペックを一部の者に与えた。何のために?』

 

 

と発言していました。

 

 

 

 

 

セカイは、ガイアと会話する力がないため、

ガイアの思惑がわからない様子。

 

 

自分たちはガイアを取り戻そうとしているのに、

ガイアはそのセカイが理解できないことをしている。

 

 

 

 

 

 

ではガイアの目的は何か。

それは、セカイの真逆。

実は、世界を守ることにあるんですね。

 

ガイアは、地球を散々にした人間を、受け入れたということ。

 

 

 

 

 

どういうことかというと、

 

 

世界滅亡については当麻に阻止されたわけですが、

そのために当麻は冷泉、美鈴ちゃんといった

スペックホルダーの力を借りて、セカイの計画を

知ることに成功しました。

 

 

 

 

しかし、セカイは人智を超えた存在、

あらゆるスペックを持っています。

例えば千里眼のスペックなど、当麻の反逆を

把握できないはずはないのです。

 

 

 

 

しかしそれを可能にしたのが、協力者、卑弥呼の存在。

卑弥呼の正体は、セカイの兄にして、セカイと同じ

先人類、ガイアの末裔です。

当然セカイに対抗しうるスペックを持っています。

 

 

 

 

 

 

 

同じガイアの末裔の卑弥呼が、なぜ当麻に加担し、

先人類を裏切って、セカイと敵対するのか?

 

 

 

 

セカイは今までの予測不能なガイアの行動と合わせ、

この時全てを悟り、こう言いました。

 

 

 

 

『まさかそれがガイアの意思だというのか・・・!』

 

 

 

 

そうです。

先人類は、奪われたガイアを取り返すのに躍起になってましたが、

ガイア側はそれを望んではいなかった

 

 

だから、ガイアは世界を守るために、当麻にスペックを与え、

卑弥呼という協力者の力を借りて世界滅亡は防がれるのです。

 

 

 

ここらへんも、今までの謎の発言の理由が明かされてスッキリです。

 

 

 

 

 

・当麻紗綾の正体

 

 

では当麻紗綾、そして当麻のスペックの意味とは。

 

それは、セカイたち側からすれば、

自分たち先人類を運ぶ、「容れ物」。

異次元への扉を開く鍵、つまり『ソロモンの鍵』です。

 

 

 

 

 

当麻は、唯一、次元を超えるスペックを持っています。

 

 

 

 

だから、地球を滅ぼした後のセカイたちが、

次元を超え、パラレルワールドへ避難するための

移動手段としての、「容れ物」。

それが、セカイからした当麻の利用方法。

 

 

 

 

 

カラスの姿をした先人類の霊体たちは、

ぞくぞくと当麻の体内に入っていきました。

 

 

 

あとは、当麻が、その左手で異次元への扉を開く。

それでセカイの目的は達成されるはずでした。

 

 

 

 

 

しかし、当麻に眠るもうひとつのスペック、

それは右手に宿る力

 

 

 

冷泉の予言書によると、当麻のスペックは、

次元を操る、つまり不可逆性(逆方向へは進めないこと)のある、

時間をも巻き戻せるというのです。

 

 

 

 

それは、四次元というものが、空間に「時間」をプラスした

ものだという考えがあるように、また、

高次元にいくに連れてパラレルワールドやタイムマシンの可能性が

論じられるように、次元と時間の関係を使っての設定でしょう。

 

 

 

 

そしてそれを可能にするのが、当麻の右手。

その力により、地球はセカイにいじくり回される前の

平和な時間へと、戻るのです。

 

 

 

 

 

また、当麻自身は、体内の霊体共を道連れに、

死ぬという選択をします。

 

 

 

 

そう、世界を守る。

これこそが、当麻に与えられたスペックの真の意味であり、

ガイアに託された当麻の使命。

 

 

まさか、漸ノ篇で当麻が言ってた通りに、

セブミさんが当麻を撃ち殺す結末になるとは・・・。

 

 

 

・あれ、雅ちゃんは?

 

 

SPEC〜結〜漸ノ篇では、国会議事堂、スカイツリーが沈み、

滅んだ後の東京の姿が描写されていました。

 

 

 

 

あの世界は、おそらく当麻が世界を救って

いなかった場合の世界の姿。

あの場所が、パラレルワールドなのか、

はたまた本物の地球なのかはわかりませんが、

そこに間違いなく居た、みやびちゃん。

 

 

 

 

 

みやびちゃんは何者なのか?

おそらく人智を超えた存在・・・

と、種明かしが楽しみでしたが、なんと

SPEC〜結〜爻ノ篇においてみやびちゃんはでてきませんでした。

 

 

 

 

当麻が世界を救ったため、あの滅びた東京シーンは無くなり、

おそらくマリア様的位置づけのみやびちゃんの登場は

要らなくなったということなんでしょう。

 

 

 

 

ん〜しかし全く登場しないのも寂しいもんですね。

 

 

 

・そして当麻の存在は消えた

 

 

エンディングとともに流された映像。

それは、今までの過去のシーン。

しかし、ひとつ違うのは、当麻がいない。

 

 

あのシーンも、このシーンも、

当麻がいたはずの場面で、当麻だけいなくなってる。

 

 

 

そして、画面のうしろのほうで、うっすら空を舞う当麻・・・。

 

 

 

 

 

 

当麻は、単に死んだのではなく、次元を超えていきました。

無限地獄をさまようとも表現されていました。

 

 

 

 

これは、当麻がこの次元からいなくなった、つまり、

今までの時間軸すべてが失われたということなんでしょう。

 

 

 

 

当麻、という存在自体が、この次元、この世界から消えた。

だから、過去の場面においても、当麻の存在は無かったことになる。

 

 

 

 

 

だから、だれも認識できない。

 

 

 

ただひとり、セブミさんだけを除いて

 

 

 

セブミさんは、今までも、物理的に、とかは一切通用しないような、

気持ちだけで全て乗りきる、めちゃくちゃな男でした。笑

 

 

 

 

爻ノ篇でも、気持ちは時間なんか関係ない、的なことを言って

時間の止まった世界で話したりします。笑

 

 

 

 

 

そんなめちゃくちゃなセブミさんだからこそ、

次元うんぬん関係無しに、当麻を認識できたんですね。

 

 

 

そして最後に手を取り合う2人。

感動ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

さあ、長らく続いたSPECもこれで全て終わりました。

SPEC〜結〜については少し厨二病こじらせ過ぎな気もしますが、笑

 

 

 

SPECファンとしては少し寂しいですが、

いずれ特別ドラマ等やってほしいですね!

 

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SPEC〜結〜漸ノ篇でも明かされず、

今までその名前だけ何度も作中で登場してきた、

『ファティマ第三の預言』

 

 

 

では、一体ファティマ第三の預言とは何なのか?

いろいろと調べてみました。

 

 

 

 

 

 

まず、ファティマ第三の預言とは実在するもの。

SPECの中の造語ではありません。

 

 

 

世界一の支持を誇る宗教、キリスト教において

実在し、数々の波乱を巻き起こしている預言なのです。

(ちなみに予言ではなく、預言) 

 

 

 

 

詳しくお話ししましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

1917年、ファティマという村に住む3人の少女の前に、

「聖母マリア」と名乗る女性が現れます。

そして、マリアがそのうちの1人「ルシア」に託した預言。

それが『ファティマの預言』。

 

 

 

このマリアが本物だということは、

数々の根拠から、ローマ教皇庁に公認されている。

 

 

 

 

そしてその預言は、

教皇へと引き渡された・・・。

 

 

 

 

 

 

ファティマの預言は3つ。

 

 

①地獄の実在

地獄は、神話ではなく実在する。

多くの人々が死後地獄に導かれている。

地獄に入ったら最後。二度と出ることはできない。

 

というもの。恐ろしいですね。

 

 

 

 

 

②大戦争の終焉と勃発

当時第一次世界大戦にあったが、その戦争がまもなく終わるということ。

しかし、人々が回心しなければ、さらに大きな戦争が起き、

たくさんの人が地獄に堕ちる。つまり、第二次世界大戦の勃発。

さらには、第二次世界大戦の兆候として、ヨーロッパに、

不思議な光がみえるだろう、ということ。

 

 

 

 

実際、第一次世界大戦の終結、

1938年 ヨーロッパで巨大なオーロラ観測、

その直後に第二次世界大戦勃発、と、

預言通りになるわけですね。

 

 

 

 

 

 

 

③・・・

 

 

 

 

 

 

 

3つ目の預言こそ、そう、『ファティマ第三の預言』

 

 

 

マリアは、1960年になったらその内容を明かすように。

それまでは明かしてはならない、とルシアに命じました。

 

 

 

 

 

しかし、1960年になっても、その内容は明かされませんでした。

 

 

 

 

1960年になって記録を閲覧したヨハネ23世は、あまりの内容に、絶句。

再び封印してしまい、世に出回ることがなかったのです。

 

 

 

 

さらに、次期教皇パウロ6世がその封印を解くも、

あまりの内容に、数日間意識を失ったという。

 

 

 

 

 

 

明かされない謎に信者たちは動揺。

1981年には、「ファティマ第三の秘密を公開せよ」との要求で

ハイジャック事件が発生。

 

 

 

 

しかし、ローマ教皇庁は、この要求を、拒否。

結果的に、神の意思?により、犠牲者は0で事件は解決したのですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

そうまでして隠してきた、ファティマ第三の預言。

 

 

しかし2005年、ついにその内容が公表されたのです。

 

 

 

内容はというと・・・

 

 

 

 

 

1981年に起きた、教皇暗殺未遂のことを示すものだった、とか・・・。

 

 

 

 

 

 

しかしこれは明らかなウソ

 

 

 

 

 

 

そもそも今までの預言に比べ、規模が小さすぎるし、

歴代教皇が意識を失うような内容として納得できません。

しかも、暗殺ならまだしも、未遂。

さらに1981年の事件についての記述なら、

その後も2005年まで秘密にし続ける理由が無い。

 

 

 

 

 

 

当然世間はこの内容には不服。

納得する者などいません。

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり、ファティマ第三の預言については、

事実上、現在も明かされないまま。

 

 

 

 

 

 

教皇庁は、高まる公表の要求に対し、

虚偽の公表という形で、真実を永遠に葬ったのです。

 

 

 

 

 

 

信者たちの間では、憶測が憶測を呼び、

第3次世界大戦の勃発。世界の終焉。エイリアンの襲来。等、

様々な説が唱えられています。

 

 

 

 

 

 

 

これが、ファティマ第三の預言についての全貌。

 

 

 

 

 

 

 

このことをSPECにあてはめると、おそらく、

ファティマ第三の預言とは、

SPECホルダーと、人間による第三次世界大戦。

そして世界が滅ぶ。といった内容として

作中使用されるのではないでしょうか。

 

 

 

 

なんだか壮大でロマンすら感じる。

そして真のファティマ第三の預言の内容についても気になる。

そんな内容でした。

 

 

 

以上、ファティマ第三の預言についてでした。

 

<関連記事>

SPEC〜結〜漸ノ篇にもの申す。主題歌、身内ネタ等。余談ノ篇。(ネタバレ)

 

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今まではSPEC〜結〜のシナリオについて
個人的に予想してきましたが、
 
今回はSPEC〜結(クローズ)〜漸ノ篇(ぜんのへん)を見て、
直接シナリオには関係ないけど思ったことを、
余談編としておはなししたいと思います!
 
 
 

 
 
 

・SPECグロすぎる件について

 
 
SPEC〜結〜漸ノ篇には、
冒頭にかなりグロいシーンがあります。
 
 
当麻にケガ人扱いされたセブミさんが
ギブスを無理やり取り、傷が開くシーンです。
 
 
 
 
ギブスを引きちぎる状況だけでも痛々しくて
見てられないのに、なんと!
骨を映すんですねこれが。血も吹きます。
 
 
 
 
もはやSAWレベルですよ。
SAWとは言わずと知れたグロい映画です。
SAWのストーリーはかなり秀逸なんですけどね!(SAW1とSAW2に限る)
 
 
 
 
 
話がそれましたが、
ギブスをとったセブミさんに、当麻が熱した鉄を
押し付けます。顔にも傷口にも。
 
 
 
 
この一連のシーンは堤監督のブラックジョーク
なのかもしれませんが、さすがにやり過ぎでは?と思いました。
 
 
 
シアター内でも軽い悲鳴が上がったり、
目を覆う姿が見受けられました。
 
 
とにかくあのシーンは要らないかと・・・。
 
 
 
 
 

・当麻紗綾のスーツケースが欲しすぎる件について

 
 
楽天市場を見ていると、偶然こんなものを見つけました。
 
 
 

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そう、当麻のスーツケース!
作内では当麻のトレードマークというだけでなく幾度と泣く活躍し、
特にSPEC〜天〜では切り札としても使われたあのスーツケース。
売ってるんですね。知りませんでした。
なんかおもしろかったんで報告です。笑
 
 
 
 

・主題歌が変わってショックな件について

 
 
SPECの長年の主題歌といえば、そう、おなじみのアレです。
 
 
 
RICE COOKERSさんの「波のゆくさき」です。
 
 
 
私はあの曲が大好きですし、というかスペックの影響で好きになりましたし、
あの曲が流れただけでテンションが一気に上がります。
 
 
そういえばドラマの時は、毎回毎回少しずつアレンジが加わってたんですよね。
それも毎週の密かな楽しみだったのを覚えてます。
 
 
 
あと、私はギターをやってるんで、そういう面でも
イントロのあのフレーズは耳に残り、大好きです。
 
 
 
 
 
 
そんな思い入れのあるスペックの主題歌ですが、
みなさんも憂いていることでしょう、
そう、ついに変わってしまいましたね・・・。
 
 
 
 
 
これは、わりと、ガチでショックです!
 
 
 
 
 
 
まあ漸ノ篇ではエンドロールは無かったわけですが、
来るべき11月29日、劇場に足を運んで、爻ノ篇を見るわけですよ。
 
 
 
 
で、どんな結末であれ、ついに、いよいよ、
長年続いてきたスペックが終わってしまうわけですよ!
 
 
 
 
感極まるわけですよ!!
 
 
 
 
そこで!
 
 
 
 
アノ曲は!!
 
 
 
 
 
流れない!!!
 
 
 
 
 
 
 
 

・SPECの挿入曲が好きすぎる件について

 
 
 
私が主題歌以上に愛してやまないミュージック、
それが、SPECの作中で何度も流れる、あの、
ピアノのBGMです。
 
 
哀愁漂う、叙情的なメロディ・・・
あのBGMだけでご飯3杯はいけます。
 
 
 
その名もズバリ、SPEC-Main Theme-
 

 
 
 
 
思い出しただけで泣けます。
 
 
 
 
主題歌がやられてしまった今、
挿入曲を頼りに生きていくのです。
 
 
 
 
iPodに入って無い人は、今すぐ入れてください!
 
 
 

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・予告編のやり方が汚い件について

 
 
CMなどでSPEC〜結〜の予告編を見ていると、とても引き込まれます。 
気になるセリフが詰め込まれています。
 
 
 
特に気になるのが当麻の言う次のセリフ、
 
 
『セブミさん、撃ち殺してください。』
 
 
です。
 
 
 
 
え!?まさかセブミさんが当麻を撃ち殺す展開!? 
と誰もが思ったことでしょう。
 
 
 
しかし実際に映画を見てみると、本当のセリフはこうです。
 
 
 
 
『セブミさん、(もし私が道を間違えることがあれば、その時は、)撃ち殺してください。』
 
 
 
 
おいこら!
 
 
なんやねーーーん!
 
 
 
いやらしい編集しよってほんまにー!
 
 
 
もはやあの予告を作るために入れたセリフでは?
と思える勢いでいやらしいです。
 
 
 
奴ら、肝心の映画の内容はしょーもないくせに、
予告編を作るのはお上手なようです。
 
 
 

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・ケイゾクネタが分からない件について

 
 
 
これは私は最近知ったのですが、
 
 
SPECはケイゾクというドラマの続編と言う設定なんですね。
 
 
ごめんなさい。
 
 
ケイゾク、知らないです。
 
 
 
どうやら、これまでも度々、ケイゾクに関するネタがあったり、
ケイゾクの登場人物が出演したり、そもそも
野々村係長がケイゾクの登場人物だそうじゃないですか。
 
 
 
 
 
情報格差とは残酷ですね。
 
 
 
 
まさか自分が見ていたSPECに内輪ネタが含まれていたとは。
 
 
 
ケイゾクを知っていた人は、
自分たちにしか分からないネタで笑っていたんでしょうか。
 
 
 
ケイゾクを知らない私たちを鼻で笑っていたんでしょうか。
 
 
 
んん〜〜疎外感!
 
 
 
悔しいからケイゾクは絶対に見ません!
 
 
 
 
 

・ジョジョネタが分からない件について

 
 
これも最近知ったんですけど、
どうやらSPECと漫画「ジョジョの奇妙な冒険」には
密接な関係がある様子。
 
 
ジョジョの中の名言がセリフとしてSPEC内で登場したり、
ニノマエがジョジョを読んでいるシーンがあるのだそう。
 
 
ごめんなさい。
 
 
ジョジョ知らないです。
 
 
 
ジョ、情報格差・・・。
 
 
 
じぇじぇじぇ!
 
 
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野々村係長名言集。野々村係長かっこよすぎる件について。(SPEC〜結〜ネタバレ)

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こんにちは。

SPEC〜結〜漸ノ篇について、
余談編として語りたいことはたくさんあるのですが、
その前に、今回は我らが野々村係長について、
ブログ1回分を使ってたっぷり語りたいと思います。
 
 
 
 

 
 
 
 

野々村係長かっこよすぎる件について

 
 
 
今作のSPEC〜結〜だけに限らず、野々村係長はやばいです。
いつもはおちゃらけているのに、
ふとした拍子にシブい顔になり、とても大切なことをいう。
 
 
あのオンとオフのギャップにやられた人は
多いんじゃないでしょうか。
 
 
 
彼の残した名言は数知れません。
この日記のタイトルも野々村係長の意志を継いでいます。笑
 
 
 
ここで、野々村係長の残した数々の名言の中から、
個人的に心にしみた名言ランキングベスト5を発表しながら、
野々村係長について語りたいと思います。笑
 
 
 
 
 
 

第一位 『心臓が息の根を止めるまで、真実に向かってひた走れ。』

 
 
これはもう不動の第一位です。
だてにブログタイトルになるだけありません。
 
 
 
 
野々村係長は、当麻やセブミさんが真実に近づく前から、
かなり深い所まで真相を知ってました。
 
 
 
しかしただ真実を伝えるのではなく、あえて当麻たち自身に真実を追わせた。
自分は何も知らないふりをしながら、あくまでアシストに徹していた。
 
 
 
 
 
それは、当麻たちに、自らの手で真実を追い求め、
自らの意思で何が真実かを見極めてほしい。
その上で自分たちはどうすればいいのか、自分で答えを出してほしい。
それをするのは、これから将来を担うであろう、
若くて希望に満ちあふれた当麻たちでなくてはならない。
将来を担う当麻たちこそが、人として、そして刑事として、
真実を見極め、未来を決定していく必要がある。
 
 
 
 
 
そう思う係長の意志があったのではないでしょうか。
だから年老いた自分は自らの意志を託すために、
当麻と瀬文を未詳に呼び、自分はアシストにまわり、
当麻たちのために命を捨てる覚悟をしたのではないでしょうか。
 
 
 
すべては来るべき、若者と世界の未来のために。
 
 
 
係長、ご立派です。
 
 
 
 
 
 
他にも、この名言の派生として、ニノマエと戦った時の言葉、
 
『勝てるかどうかは問題ではない。負けると分かっていても、
心臓が息の根を止めるまでひた走る。それが刑事だ。』
 
 
 
また、SPEC〜天〜で当麻に対し念を押すように発した言葉、
 
『真実が見極められないから迷う。迷うから我を失い、亡者に取り付かれる。
だからこそ心臓が息の根を止めるまで真実に向かってひた走れ。』
 
 
 
など、どれもシビれる名言ばかりですね。
 
 
 
 

 

 
 
 
 

第二位『この街の灯りひとつに、ひとつの家族があり、ひとつの幸せがある。

それを私たち刑事は命がけで守っている。命をかける価値がある。』

 
 
 
素晴らしいです。見上げた精神です。
この台詞にせよ他の台詞にせよ、共通するのは、
自らの命を犠牲にしてでも刑事としての責務を果たす、
究極の献身、サービス精神です。
 
 
 
 
公務員の中の公務員。
世の中にこのような刑事が何人いるでしょうか!
 
 
 
 
かっこよすぎます。
私も、年老いたとき、後世のために身を呈することができるような、
そんな老人になれるのでしょうか??
んん〜何十年先のことやら、見当もつきません!
 
 
 
 
 
 
 
 
 

第三位『これは、人間の可能性を信じる者と、閉ざそうとする者との戦いだ。』

 
 
なかなか的を得た言葉です。
 
 
そう、スペックとは、人間の可能性の限界を突破しようとするモノ。
 
 
 
しかしいつの世も、保守派というのはいるものです。
変化や革新を恐れ、排除しようとする、それが人間という生き物です。
 
 
 
 
 
今回の戦いは、限界を突破し、新たな可能性を信じるスペックホルダーと、
それを恐れ、その可能性を閉ざそうとする人間との戦い。
 
 
物語が佳境にさしかかる象徴のような言葉です。
 
 
 
 
 
そして、この言葉を聞いた当麻が係長に言った言葉が、『遺言みたい。』
 
 
 
 
 
今まで幾度と無く、当麻や瀬文が迷った時は導いてきた係長ですが、
その言葉は、経験の数からなのか、いつも的確かつ冷静で、
まるで子を諭す父親のような存在でした。
 
 
 
 
 
実際、野々村係長が残した数々の名言は、
遺言として私たちの胸に残り続けるでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

第四位『みぃやぁびぃちゃぁぁん!』

 
 
 
なんと可愛いセリフでしょうか。
 
 
野々村係長がしているのは不倫なのに、
罪を全く感じさせない純粋でまっすぐなセリフ。
 
 
 
係長のこのセリフを頭に思い浮かべるだけで、笑みがこぼれます。
 
 
 
 
 
みやびちゃんを思う係長の優しさも素晴らしいです。
なんと男らしく、紳士であることか。
全国の男子は係長を見習いましょう。
 
 
 
 
 
まあ、浮気なんですけど。w
 
 
 
 
 
しかしこのご老体でみやびちゃんほどの子を射止めるとは・・・
係長、やっぱ尊敬っす。
 
 
 
 
 

街コン東京、大阪、名古屋With(ウィズ)の街コン

 
 
 
  
 
 
 

第五位『おーでかーけですかぁ、レーレレーのレ〜♪』

 
 
この言葉は、思わず私に、「こいつなにやっとんねん。」
と言わしめた、個人的に心に残る名言です。
 
 
 
そしてこの行為を、誰もいない未詳の対策室で
やってのける係長に、真の芸人魂を感じます。
 
 
 
彼は正真正銘、生まれながらのエンターテイナーです。
 
 
 
 
たくさんの笑顔をありがとう。
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
さあ、悲しい気分になってまいりましたが、
次回は余談ノ篇をお伝えしたいと思います。それでは。
 
 
 
R.I.P.野々村係長
親愛なる係長に愛を込めて。
 
 
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