真実に向かってひた走る日記

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「セカイ(向井理)」と「白い女(大島優子)」の正体とは?SPEC〜結〜爻ノ編結末予想(SPEC〜結〜漸ノ篇ネタバレ、解説)

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おそらく、SPEC〜結〜漸の篇を見た皆さんが
最も気になるのは、向井理扮する謎の男「セカイ」と
大島優子扮する「白い女」の正体ではないでしょうか?
 
 
そして、SPEC〜結〜爻の編において、
物語の結末を左右するのに最も重要な存在も間違いなく彼らです。
 
 
 
 
 
では一体彼らは何者なのか?
これまでに与えられた情報から、推測してみたいと思います。
 
 
 

 
 
 

・セカイたちは人間じゃない、人間を造る存在

 
 
セカイはその発言から、この世界の創造者であるらしい。
その名前の通り、「世界」を創造してきたとのこと。
また彼は世界の創造とリセットを繰り返しており、理想の世界を求めている。
セカイは今回の世界にはこだわりがある模様。
 
 
 
 
 
 

・向井理と大島優子の持つ能力について

 
 
 
SPEC〜天〜の最後で、向井理はニノマエのクローンを、
手をかざしただけで全て消してしまいます。
これも何かのスペックなのでしょうか。
 
 
 
 
 
 
さらに、そもそもニノマエが時を止めた世界なのに、
この2人は静止していません。
また、その後大島優子は「そして時は動き出す。」の言葉とともに
止まった時を動かします。
 
 
このことから、どうやらこの2人も時間を操れるようです。
 
 
 
 
 
 
 
 
さらに、大島優子はSPEC〜結〜漸ノ篇では、青池の傷を一瞬で治します。
これは、どんな病でも治すスペックですね。
エグザイルのメンバーが持ってたんでしたっけ?笑
 
 
 
そう、大島優子は過去に作中で登場したスペックを使いました。
他にも多くのスペックが使える事が予想されます。
そしてそれはおそらく、過去登場したスペックの、一部を除く全て
 
 
 
 
 
 
なぜそういえるか。そして、一部を除く、とは。
それは、向井理の発言に次のようなかんじの言葉がありました。
 
 
 
 
『ガイアが、我々とは関係のないスペックを一部の者に与えた。何のために?』
 
 
 
 
というもの。
 
 
 
 
 
 
 
どうやらガイアとは、向井理たちと敵対する何者かで、
スペックを与えることができるほどの存在のよう。
 
 
 
 
 
この発言から伺えるのは、
・逆に言うと、ガイアが一部の者に与えたスペック以外は2人と関係している。
・我々とは関係のないスペック=この2人は使う事ができないスペック。
ということ。
 
 
 
 
 
 
 
この2人は創造者なので、人間に自分たちが持つスペックを
分け与えることができ、過去に登場したスペックの大部分は
この2人によって与えられたもののようですね。
 
 
 
 
 
では、2人とは関係のない一部のスペックとは?
 
 
 
 
 
まず一つは、ニノマエの能力です。
 
 
 
 
なぜなら、ニノマエのクローンは、セカイたちの部下である
プロフェッサーJによって造られました。
 
 
なぜわざわざオリジナルのニノマエをコピーして、
クローンを造ってまでニノマエの能力を手中に収めようとしたのか。
それは自分たちの能力をもってしても、
ニノマエの能力を人間に与えることができないからと思われます。
 
 
 
 
 
 
 
もう一つは、当麻紗綾の能力です。
 
 
 
セカイは当麻の事が気になって仕方が無い様子。
『あの女のことを考えると心が震える』
と発言し、不安だとか期待だとか言っています。
 
 
 
それは、当麻の能力はガイアによって与えられたものだからで、
上の発言で『なんのために?』と言っているように、
ガイアがこの能力を当麻に与えた理由がわからない。
だから不安や期待を抱いていると思われるからです。
もし自分が与えたスペックなら不安も期待もありませんからね。
 
 
 

 

 
 
 
 
ここでひとつ気になることがあります。
ニノマエの能力をセカイたちが使えないのなら、
SPEC〜天〜の最後で、どうして時の止まった世界で
2人は静止しなかったのでしょうか?
 
 
 
 
考えられることとしては、
 
・このニノマエは所詮クローンなので、偽物のスペックは
 人智を超えた存在である彼らには通用しない。
 (コピーがオリジナルに劣ることはSPEC〜翔〜の中で証明された)
・ニノマエの能力は厳密には、人間の数万倍の速度で動き回ることだが、
 彼らは、何らかの別のスペックを使ってその能力に対応した。
・SPEC〜翔〜で出てきたコピーの能力を使ってニノマエの能力を得た。
 (この場合もニノマエの能力よりは劣ることになる)
 
などを考えてみましたが、実際はどうなんでしょうね。笑
 
 
 
 
 
 
 
 

ついに完結、SPEC〜結〜爻ノ篇結末予想

 
 
ここからはいよいよ物語の結末について、
考えたことを書いていきたい思います。
 
 

・沈む国会議事堂、スカイツリー。そして雅ちゃんの正体。

 
 
 
今作の中では、ちょくちょく未来の映像が流れます。
そこに登場するのは3人。セカイ、大島優子、そして雅(みやび)ちゃん
 
さらにその背景には、崩壊し地面に沈む国会議事堂とスカイツリー・・・。
 
 
 
 
とても印象的な場面ですね。
 
 
 
 
これが本当に未来の映像なら、東京は壊滅し、
世界は滅んだということになります。
創造主であるセカイが世界をリセットしたということです。
 
 
 
 
 
 
しかし、そうとも限らないのです。
 
 
 
 
 
 
ここで重要になってくるのが、ガイア理論
 
 
 
 
ガイア理論とは、湯田の話にもあったように、
当麻の父が研究していた真の研究内容で、
彼はパラレルワールドの存在について証拠をつかんだのだそう。
 
 
この話は無駄に出てきたわけではありません。
わざわざここでパラレルワールドの話を持ってきたからには
なにか物語に関わる重要な役割を果たすはず。
 
 
 
 
 
 
そして、ここで向井理の言葉にこういうものがありました。
 
 
『時の壁を超える少年と時空の壁を超える女。どちらが究極の支配者たりえるのか?』
 
 
 
 
これは、ガイアがスペックを与えたニノマエと当麻のことですが、
どうやら当麻は時空の壁を超えているようです。
当麻の左手はパラレルワールドに通じているということ・・・?
 
 
 
 
 
 
 
とにかく、作中でパラレルワールドという概念が認められている以上、
世界は一つではありません
 
 
あの壊滅したかに見える世界は別のパラレルワールドで、全く別の世界。
当麻たちの世界は無事に守られ、現存している。
そう考えることもできるということです。
 
 
 
 
というかそうなはずです!
 
 
 
 
 
 
大島優子は向井理に言いました。
 
『このコスモにはずいぶんこだわるわね。』
 
このコスモ、とは。
それは当麻たちの世界のこと。
 
 
 
そして、『この』と言うということは
「あの」コスモも「その」コスモもあるわけで、
東京のような世界が、複数存在しているはず。
 
そのうちの一つで、向井理にリセットされた世界が、あの崩壊した世界。
 
 
 
 
 
 
 
 
世界が滅んで終わり。だなんて映画ありますか?
それでは今まで用意してきた数々の伏線が全て無駄になります。
 
当麻が時空を超えるスペックを持ったワケ、
それは世界を守ることにあるはずです。
 
 
 
 
 
セカイたちは他のコスモと同じように当麻たちのコスモをリセットしようとする。
しかしそこに立ちはだかるガイア陣営の当麻とニノマエ。
衝突の結果、当麻たちの世界は当麻の手によって守られる。
これが結末。私はそう予想します。
 
 
 
 
 
そして、崩壊した世界にいる雅ちゃんですが、
他のパラレルワールドにミヤビちゃんがいるということは、
どうやらミヤビちゃんも人智を超えた存在なのかもしれません。
 
 
 
 
何らかのスペックを持っている?救世主?
女神という言葉がぴったりな、キュートなみやびちゃんですが、もしや本当に女神なのか?
真相は分かりませんが、爻ノ篇で何かしら明らかになることでしょう。
 
 
 
ただ一つ確かなことは、ミヤビちゃん役の有村架純がとにかく可愛いということ。
これだけは間違いない普遍の事実です。そう断言しておきましょう。
 
 
 
 
 
 
 
さあ、いろいろ予想してみましたが、どうでしたか?
なにせ複雑なもんで、この記事を書くのにとても時間がかかりましたし、
脳みそがなかなか疲れました。笑
 
 
爻ノ篇が公開されたらまたいろいろ書きたいと思いますので、
その時はよろしくお願いします。
また、SPEC〜結〜漸ノ篇についての余談も次の記事で
書きたいと思っています。
 
 
 
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