真実に向かってひた走る日記

映画が大好き。考察するのも大好き。いろんな映画の真相、裏を探ったり、意見を述べたりしていきます。

名探偵コナン〜異次元の狙撃手〜は駄作だと思う。(感想、ネタバレあり)

 

f:id:rima999:20140503150146j:plain

 

 

 

名探偵コナン〜異次元の狙撃手(スナイパー)〜を見てきました。

 

個人的には、今回は駄作のように感じてしまいました・・・。

以下、その理由を書きます。

 

 

 

 

 

①見せ場、山場の少なさ

 

 

まず感じたのは、コナン映画の持ち味である、

鳥肌のたつようなシーンが少なかったということです。

 

 

 

映画が始まってすぐの追跡シーンでは、鳥肌ビンビンのアクションがあり、

期待も膨らみましたが、その後は会話シーンなど動きの少ない場面が多く、

全体的にはだらだらとした印象でした。

 

 

 

 

 

②トリック、推理がお粗末

 

 

今回の推理で重要な役割を果たすのが、サイコロの存在。

一見カウントダウンと見せかけて、その真意は・・・?

 

 

というものですが、結果としては、五角形の頂点に、

右回りに数字をあてたもの。

 

 

 

んん〜〜、微妙。

種明かしされたものの、少しもハッと驚くような答えではなく、

あまりに強引なこじつけだと感じたのは、私だけでしょうか?

 

 

 

 

 

 

③読みやすい展開

 

 

今回は、犯人、結末がかなり予想しやすくなってました。

 

 

まず、犯人ですが、候補があらかじめ少ない上に、

その中から死者が増えたため、予想を裏切る展開がありませんでした。

 

 

 

さらに、唯一ハンターを師と慕っていたあの人がそのまま犯人だったため、

少しがっかりとした印象を受けました。

 

 

 

 

また、ベルツリータワーが停電した瞬間、光る探偵バッジの使用と、

花火で照らすラストが見えました。

さすがにあの花火機能はあまりに不自然な伏線でしたね。笑

 

 

 

 

 

 

 

④名芸人毛利小五郎、不振か?

 

 

毛利小五郎といえば、毎回多くの笑いを生み出してくれる名芸人ですが、

今回は笑いが少なかった気がします。

そもそも登場すら少なかったような・・・。

 

 

 

前作では、ラストまでも小五郎が笑いを持っていく大活躍だっただけに、

ちょっと心配ですね・・・。

 

 

今後のネタ作りに期待です!

 

 

 

 

 

 

 

 

全体としては、基本的に会議室で推理トークをしているような、

地味で退屈な印象を受けました。

 

もちろんラストシーンは鳥肌がたちましたが、前作、

「絶海の密偵」が全体的におもしろかっただけに期待値も大きく、

少し物足りなかったかな、というかんじです。

 

 

 

 

今回はスナイパーというテーマの作品でしたが、

沖矢昴の正体を明らかにするためにこのテーマを選んだんでしょうか?

 

もしそのせいで強引な設定になったのだとしたら残念ですが、どうなんでしょう。